パクリとオマージュと影響された作品
- Toshio Inose
- 2022年2月8日
- 読了時間: 2分
またもや、イラストレーターのパクリ疑惑。オリンピックのエンブレム、そのデザイナーを擁護したディレクターの写真のパクリ疑惑、若い女性の銭湯絵師の丸パクリ、で、今回のトレパクとそのイラストレーターと交友のあったイラストレーターのパクリ疑惑。同業から見たら「仕方ないよね」で通じるかもしれないが、素人から見たら、丸パクリ。っていうか、アイディアの部分を借りてきたら、クリエイティブって言いにくくないか?と思うのが素人なのか?(いや、違う)
某シャレオツ写真雑誌、特集は伝える写真だか伝わる写真、ペラペラめくって見ていたら、「あれ?浅田家?」「あれ?未来ちゃん?」みたいな写真が。それぞれ、家族の集合写真であったり、こ綺麗にしていない子供だったりが被写体なので、そう思ってしまった。まぁ、写真の場合は、撮りたいものを撮って「パクリ」と言われるほど被写体に溢れているわけでもなく、特に人物撮りたい人にとって、家族と子供は通らざるを得ない被写体の気がする。が、その撮り方や被写体の切り取り方がどっかで見た風だと、やはり「パクリ?」と思わざるを得ない。
こういう一見して「パクリ?」と思える写真を世の中に出す、編集者なりディレクターなんかが元ネタを知らないわけもないだろうし、「ま、普通の人は気づかないからいいんじゃね?元ネタが売れたから、こっちも売れるべ」的に安易に売り込んでると仮定したら、見る側が随分と舐められたもんだ。
この見る側を舐めてる態度が、今回のイラストトレパクイラストレーターにもあるんじゃないか。見る側、なめんな。
ついでに、このトレパクの人は、イラストをトレースすらしていないじゃないか?疑惑も出てきていて、その根拠が明確。仕掛け人は、ギャル系雑誌の有名編集者。もう1人のパクリ疑惑の人の裏にもその影が見え隠れ。結局、売れるイラストっていうのは「物事をよく知らない純粋な素人さん相手に売れるように仕向けられた」プロデュースされたやつ、って感じ。やっぱり、消費者をなめてるな。
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