菜の花を踏む人
- Toshio Inose
- 2021年4月7日
- 読了時間: 1分
菜の花が密集して咲くところ、自分が写真を撮るために、菜の花を踏みつけて奥まで歩いていく人がいる。
おそらく、そういう人には何を言っても通じない。
以前、ネットの記事で、無断で他人の敷地に入り、菜の花を踏みつけて写真を撮る撮り鉄の話を読んだ。菜の花を踏みつける側の意見として「菜の花は雑草だから構わない」というものがあった。もはや、菜の花を雑草だと思っている人間に菜の花を踏みつけるな、と話しても、通じるものはないだろう。
聖火リレー、各地で密になっているが、大会実行委員会は密を避ける決定的な対策はしない。その場に行き聖火リレーを見る人に「密だから行かないで」と言っても、「密」を問題だと思っていないのだとしたら通じない。
言葉が通じない人がいるのは、当然だ。人と自分は違う。
しかし、私は菜の花を踏みつけるような人とは縁がないし、自分も踏みつけるようなクソ野郎にはならない。
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