古いレンズと良いニュース
- Toshio Inose
- 2016年1月11日
- 読了時間: 2分

某写真家曰く「モノクロ写真は古いライカレンズで十分だ」。
このプリントは、ライカのヘクトール 2/5cm、シリアルNo.を見ると極初期の1930年前後のものになる。
これを撮影したとき、比較としてズマール、ズミタール、沈ズミ、そして現行品のプラナーでも撮った。もちろん、万能で画面の隅々まですっかり結像して中心部のコントラストがしっかりしている・・という目線で見ればプラナーである。でも好きなのはその他のレンズだったりする。レンズ評価はメーカーの技術者に任せておいて、撮影者は気に入ったレンズがあればそれを使い込んでみる方がいろいろと面白い。ちなみに現代のレンズはコントラストも解像度も高く、逆光でもフレア、ゴーストが抑えられていて、開放からシャープで色乗りも良い・・という誠に優秀なのである・・が、国産メーカーはどこも似たりよったりの画になるのも気づいておきたい。
昨年末から私のSNSに良いニュースがたくさん流れてくる。
それぞれの人生のスポットライトが当たるような場面がSNSでシェアされてくる。幸せのおすそ分け。
SNSを個人の政治思想の押し付けや、何でもかんでも一億総評論家と化したアマチュア大国日本の一評論に使ってるニュースフィードは基本的に見ない(表示されないようにする。あんなん見てたら体に悪い)ので、友達や知り合いの幸せニュースはとっても良い。世界は混乱と悲劇と同じか、それ以上に個人の幸せに溢れてるんだと気づかせてくれてる気がする。
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