SNSの写真教室
- Toshio Inose
- 2022年11月5日
- 読了時間: 1分
最近、SNSでよく見る広告的な記事がある。
写真の撮影の仕方などを数枚の画像で教えてくれる「オンライン写真講師」とか「写真家」のハウツー記事である。
内容的に、目新しいものは全く無く、いまだに15世紀の絵画から引用した構図の話とか、説明書に書いてある程度のカメラの使い方、カメラの設定のやり方程度である。撮影を生業にしている者からすれば「え?これを教えて金とるの?」と思うのだが、お金を払って感謝する人もいるので、需要はあるんだろう。
しかし、何でも教えてくれる時代とは言え、当たり前のことを提供して金を取るんだから、しっかりしてるわぁ、という感じ。そのうち、「カメラのバッグへの仕舞方」とか「カメラの持ち方」とか「カメラの保存のしかた」とかでも金もらえるようになるんかね。
自分で考えない人には便利だし、そこにつけ込んで大したことせずにお金もらおうとする人にも、良い時代。
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