

1月の展示
今年1月に展示をやった。 プリント合計566枚を17mの壁に貼り、最終日には欲しい人が壁から剥がして持ち帰ってもらった。 最終的に、壁に残った30枚ほどのプリントは市内の店舗に引き取ってもらい、現在でもその店の壁を飾っている。


フィルムとデジタル
フィルムで撮ってもデジタルで撮っても、写っているものは同じだ。 心を込めるか否かは、フィルムかデジタルかには関係ないだろう。 写真(画像)は、何か(物体)に反射した光線をフィルムかセンサーで受け止める現象に過ぎないのだから、光を反射しないものは写らないのが原則だろ。ならば、...


話す写真
写真を撮るときに、言葉に引っ張られてるのは好きではない。 テーマとか決めて撮ってない。 学校やらでは、まず頭で、つまり言葉で 考え尽くしたステートメントを書かせてから、そのステートメントに沿った撮るとこもあるそうで。なんじゃそりゃ?と思う。欧米の美術教育らしい。ふーん。...


写真とカメラ/カメラと写真
写真を撮るには、カメラを持っていれば良い。 写真に写すには、写真を知らなければならない。 写真とは光学であり化学であり、また科学でもあった。今は電子工学か? ゆえに、目に見える物事しか写らない。 しかし、私たちは写真を見るときに、写っていない何かまで感じる。


受用不盡
繰り返し同じものを撮ることが好きである。言い方を変えれば、同じものに興味を持ち付けているというか。飽きないのである。さらに言い方を変えれば、同じものしか撮ってない。 そういうことを表す言葉ってないかな、と思っていたところに「受用不盡」を見つけた。禅話に出てくる言葉のようで、...


見ること。何を見ているか。
今年も荒神祭が終わり、夏は折り返し。 自分が撮ったものを見返すと、何をどう見ているのかをもう一度確認することになる。 そして、自分が撮りたいものは何かがはっきりとする。 仮に、強い写真と弱い写真があり、そこに差があるとすれば、 それは撮影者の視線を通した欲求の差そのものだと思う。


写真の嬉しさ
「ENERGY LINK」のタイトルで栃木県真岡市の3ヶ所にて夏祭りの写真展を5月25日から開催させていただいている。 地元の人たちに見てもらえればよい、と思って開催させてもらった。 そして、多くの地元の人に見てもらえた。それだけでとても嬉しい。...


ENERGY LINK Photo Exhibition
5月25日から 栃木県真岡市の久保記念観光文化交流館内、 観光まちづくりセンター2階にて 「ENERGY LINK 真岡市の夏まつり写真展」を開催させていただいてます。 過去3年分の夏まつりの写真、 業務で撮っていたものなので、これまでは関係者の目にしか触れませんでしたが、...


写真を話す
「話す写真」畠山直哉さんの本。 『芸術作品は、世間的な意味でのコミュニケーションに基づいて生まれるものではありません。あらかじめ自分と同じような人間を想定して、そこにボールを投げるような、そんな種類のコミュニケーションに基づいて生まれるものでは、決してないのです。・・・。そ...


写真と未来
写真に写るのは「今」で、 「今」はシャッターをレリーズした瞬間から「過去」になる。 「今」を撮った「過去」になった写真は「未来」に残る。


