どんどん失くなる
依頼撮影データの納品に使っているWebアルバムが、運営企業の都合で11月になくなってしまう。 アナログメディアならまだしも、デジタルコンテンツが使えなくなってしまうのは、このデジタル時代にそぐわないんじゃないか?とか思うのだが、如何せん、利益の出ない事業は継続できないってこ...
デジタルとSNSで大きく変わった
デジタルカメラで、これまでのフィルムでは撮れなかった表現が可能になり、撮影者の未熟な技術をカバーできるようになった。これは、写真の中身=何がどう写っているかに影響したと思う。 SNSで、誰でも自分の意見を発信できるようになり、写真の質は大きく変わった(というか、落ちた)。特...
ホッとする
ライカを持ってブラブラ撮り歩くのは、ホッとする。何であれ依頼主のいる撮影は、毎度緊張している。誰から頼まれることもなく、何をどう撮っても構わない撮影は、心底ホッとする。


カメラの話
仕事のメインカメラをフジフィルムに替えてから数年が経つのだが、未だに以前のメインカメラのニコンの一眼レフを手放せない。 一年を通して最もハードな撮影は、夏祭りだと考えている。真夏の高温、多湿、日差しの強さ、そして突然くる雷雨、それらの環境の変化に耐えられる確信が必要な場合、...
令和の混濁
コロナだと施設管理者やイベント主催者は感染対策を求められ、無関係な第三者から不十分であると決めつけられると叩かれるのだが、これまでそんなことがあっただろうか?例えば、風邪やインフルエンザの感染に関して「そこに食べに行ったからインフルエンザになった!感染症対策してないからイン...
ナダールとless than more
事務所の写場には、背景布とストロボと椅子、そしてカメラしかない。選べる衣装も、新品のアンティークの家具もない。 理由は、簡単だ。私が写場で撮りたいのは、家具でも衣装でもない、人だから。 ナダールの肖像写真は、私の理想である。シンプルな背景、笑顔ではなく、むしろキツイ表情の人...
撮りたい写真
自宅にスタジオのようなものを作った。人を撮りたいと思っていたから。 これまではロケ撮影ばかりだったのだが、そういう状況でも「ちゃんとした屋内でライティングして撮ってあげたい」と思うことも度々あり、レンタルスタジオなぞ見つからない地方においては、空いてる部屋を使ってそういうの...
住むところを変える
先月から住むところを変えた。 何ヵ所かの役場に行き、手続きや書類の書き方などについて聞いて思ったことがある。 「同じ質問をしても、対応する職員によって答えが変わる」 結局は、同じ答えに辿り着くはずなのだが、どうも違う。そこで気づいたのは「こちらの質問の意図を汲む職員と、『こ...
パクリとオマージュと影響された作品
またもや、イラストレーターのパクリ疑惑。オリンピックのエンブレム、そのデザイナーを擁護したディレクターの写真のパクリ疑惑、若い女性の銭湯絵師の丸パクリ、で、今回のトレパクとそのイラストレーターと交友のあったイラストレーターのパクリ疑惑。同業から見たら「仕方ないよね」で通じる...
写真を拡張なんかしなくてよい
とある写真家さんがYouTubeをやっているのだがその中で「写真を拡張」するなんてことを話してるらしい。らしいと言うのは、私はそのYouTubeを見ていないのでタイトルとコメントから推測している。なぜ推測できるかといえば、その人は以前から同じことを繰り返し話しているから、あ...