予算と記録
撮影の企画を出した時の断られる理由のほとんどは「予算がない」である。数百万、時には数千万の年間予算を取るイベントですら、全体の規模から見たら多くはない撮影のための予算がない、と断られるのである。 イベントの撮影は、そのイベントでしか写せない。すごく当たり前の話である。そして...
撮影後の時間
撮影時間よりも、撮影後の時間のほうが長い気がする7月が終わった。 基本的に、連写はしないし、一場面で1〜数カットしか撮らないので撮影枚数は抑えられているほうだと思う。 しかし、画像データそのものが大きくなり、読み込みはまだしもrawからの書き出しや媒体間のコピーに時間が取ら...
Z9とFinepix S5 Pro
Z9を夜の撮影で実戦投入した。 一年を通して最も過酷だと考えている夜渡御の撮影、天候は雨だった。Z9は問題なく撮影できた。アイセンサーに雨粒が付いた時に、LVが使えなくなったことがあったが、雨粒を拭き取れば解決する話。気になったのは、帰宅後にデータのバックアップをして、デー...
再びのニコン
フジを手放し、三度、ニコンに戻った。 X-H1とXマウントのレンズの全てを手放し、Z9を今後のロケ撮影のメイン機材にする。 これで、ロケ用の機材は、Z9、Z6II、D850になった。D4は手放さずに置いてはあるが、ほぼ出番はないだろう。スタジオ用はGFXで変わりない。...
コンテストと写真
某地方紙の写真コンテストの結果が今年も発表された。 私自身はコンテストに応募したことはないのだが、知り合いの写真をやってる方々はコンテストに出している。というか、写真の一つの目標にしている。そんなコンテストだが、今年は上位入選常連の方でも入選すらしなかった。...
レフとミラーレスの使い勝手
D850とZ6II、丸一日同時に使っていると、その違いははっきりと分かる。 個人的に、使いやすい=思っているように作動してくれるのは、D850だった。 Z6IIとZ7を使っているが、どちらも単体での使用は特に気になるところはない(ように思うようにしている)。しかし、レフ機と...
レンズの理由
レンズを変えない理由がない。 撮影の目的によってレンズを変えることは普通だと思っているが、そうでもない方々もたくさんいることを知った。 気に入ったレンズ一本勝負、なら分かるのだが、カメラを購入した時のキットレンズのみで仕事をしている人を見ると、なかなかにすげーと思う。そのレ...
写真館の写真を例に
現在の写真館は大きく二つに分けられると考えている。一つは、貸衣装屋が業務の一つとしてやっている写真館、もう一つは写真しか撮らない写真館。前者の本業は貸衣装なので、衣装代は有料、撮影は無料な感じ。後者は、撮影代しかない。両者に共通なのは画像データやアルバムは外注するところが多...
バッテリーとメディア
カメラを買い替えるにあたりネックなのが、バッテリーと記録メディアである。 現在、メインカメラを再びニコンに戻している最中なのだが、これを可能にしたのはバッテリーとメディアの互換性である。つまり、以前使っていたバッテリーやメディアを最新のニコンカメラでも使えるっていうことであ...
写真の才能
どんな状況にあれ、常に写真のことだけを考えられるのが写真の才能なんだと思う。 生活のあれこれに左右されず、自分の写真のことだけを考える。何をどう発信しようとか、晩御飯は何にしようとか、あっちであの人があんなことを言っているとか、自分の写真以外のことは一切考えない。...